自分はいつも頼られるばかりで損ばかり
彼女は要領がいい、いつも上手に頼みごとをしてくる。ちょっと手伝ってくれない?
車で来たついでにほかの友人を駅まで送って行ってくれない?
彼女の友人はその日に会ったばかりだし、急ぎの用事はないけれど何だかこういうのがいつもなのでモヤモヤする。
彼女は「自分なら人に頼まれたら喜んでやるけど」と、まるでこんな風になった時を予想しているかのように普段から言っていて何度も聞いていた自分は断りづらくなってしまっている
損な役回りだと思う
彼女の都合と自分の都合は違うのだ。そして自分とその友人の扱いに差があるように何となく感じた..自分は被害者意識がつよいのかしら?
そもそも自分のことを友人だと思っているのだろうか?
その様なことが重なった後、こちらも恐る恐る、夕方1時間だけ子供を見てもらえないか?と打診してみた、もちろん普段彼女が時間に余裕のある日時を指定したつもりだった
その時に「ごめんね。その日は前々から予定が入っているの」と答えられた
今まで彼女に合わせてきたのにこれは失礼だなと怒りを感じた。期待してしまう自分の甘さに嫌気がさす
自分は彼女と付き合っていく自信がない。毎回、雑に扱われる気がして心が穏やかではないから、どうすればいいのだろうか?
損ばかり思ってしまう自分が狭量なのか…小さい人間なのかしらとも考える
都合よくつかわれているのか?
こちらにも都合があるのになんとなく押し付けられた気持ちになってしまったでしょうか?
それは今回だけなのか頻繁に起きることなのか?も重要な要素になってきます。いつも上手に頼みごとをしてくるとおっしゃっているので一度や二度ではなかったのでしょう
その度に何とかして期待に応えようとしてこられ、そのような役割に疲れてしまって腹立たしく感じることが増えたのかもしれません
何度も起きるように感じるのはなぜ?
どうして似たような事が人を替え、時期を替え起きるのだろうかと疑問に感じますよね。やはり自分に原因があるのかしら?と思ってしまうと自分を責めたくなってしまいますね
こちらは善意こそあれ、なぜこんなに嫌な気分になって相手を責めたくなってしまうのだろうか?・・相手が悪い!だから、もう付き合わない!と決めて離れられればいいのですが相手は他の人たちとうまく付き合っているようだしズルい言動はしていないように感じてしまいます
もしかしたら自分だけナメられているのでは?うまく使われているのでは?馬鹿にされているのでは?などという疑問も湧き上がってくるかもしれません
自分がそういう人を選んで引き寄せているパターンまで考えてしまいます。これは自分が必要とする相手がいつも似たような性質の人という意味です。
ですからクラスが替わろうが学校を変えようが職場かかわろうが引っ越ししようが同じような関係性になる人が必ずいます
自分にそのような相手を選ぶ癖があるのかしら?
自分が相手にそのような思い上がりをさせる何か原因があるのか?
もしかしたら自分の持っている性質を他の人に見てしまうという話が当てはまるのかしら?これに関しては自分は被害にあっているし、自分はやってあげている方なのだから自分の性質を他の人に見るってどういう意味?と思うかもしれません
「頼る立場」と「頼られる立場」これは逆の状態ですが「頼ると頼られる」で一つの考えです
「闇」、「光」とか「真実」、「嘘」とかコインのようにどちらかしかないというものはありません。コインには「表」、「裏」が必ずありますよね。
「有る」、「無い」のようにどちらかがあれば必ずどちらかが生じます
あなたが「優しい人」ならあなたは「優しくない人」と同じように「優しい人」を見ることになります
それはあなたがならないように避けてきた優しくない人という裏側の性質であり
優しい人はあなたのそのものです
「頼ってくる人」、「頼られる人」についてはあなたにはコインと一緒で両方の性質が間違いなくあります。ただ、近くであなたの感情をかき乱すほどならばあなたの隠れ(裏)の性質もそれなりの量があると思っていいでしょう
その相手に頼ってはいなくても、あなたは他の友人、親、兄弟に頼ってきたことがあるはずです(頼って、報われたかどうかは別の問題ですが)それは今現在と過去も含めてです。今だけに固定しないでくださいね
頼る、頼らないという問題が一番大きい問題かどうかは決めることが出来ません
もしかするとその中にズルい、ズルくないとか要領がいいとか悪いとか他の感情のワードが入ってくるかもしれません
今回は自分が頼る、頼らないというキーワードを持ち続けているので何度も経験して、同じパターンを続けてしまっています
自分がこうだと思っている通りの言葉の出来事が起きます
同じパターンで悩むのは嫌だ
結局は仮に相手に気が付いていようがいなかろうが悪意があっても終わらせるためには決断が必要になります
今、現状で出来そうな選択
●相手にこちらの要望を話す
相手があなたを大切だと思っていれば考えるでしょう。かなりの信頼関係がないと無理な選択です。
もし話すなら言い方と自分はどんな人でいたいのか自分にしっかり確認する必要はあります
●他人は変えられないのだから自分が変わるしかない
簡単にやれる人とそうでもない人がいますが結果的にはやれば変わります
自分が変わって見方が変わって気にならなくなるのか?
自分が変わって起きることが変わっていくから気にならなくなるのか?
次の項目ではそこを考えていきましょう
自分が変わって違う世界に来たみたい
メンタルが凹んでいる人には逆なでするような題ですね
このつらい状況から抜け出す方法ですが一つはこの今現状を何とかするということです
もう一つは自分の心の思い癖を作ってきた子供の時の記憶をなだめようというものです。なだめて教育します
何が出来るか考えていきましょう
今現状で出来る事は自分を大切にすること
その一つ目、今現状を変えるためには今、とても疲れて困ってしまっている自分を守ってほしいのです。大切な自分を守るための行動をとってほしいのです
それは一見逃げに見えるかもしれませんし、問題を回避しているようにい見えるかもしれません。回避はしませんからご安心をもう一つの方法を同時に行うことで立ち向かっていただきます。
大切な自分です。もし大事な人だったらどうしますか?なぜかあなたは自分だと守る勇気さえ捨ててしまいます。されるがまま、道に迷って悲しくなって動けなくなります
ですが自分の大事な人ならどうですか?なんとかしようと自分以上に考えていることに気が付きませんか?
もし人のことより自分のことの方が大切にしているよというなら、この今現状で自分を守るというのは出来ていると思います
例えばいつも頼ってくる友人に対しては距離を置くというのが自分を守る方法です。それでも相手が近づいてくるならあなたは堂々と自分のしてほしいことを言っても大丈夫です
もしこちらの要望で腹を立てたり態度が変わるなら、あなたを友人だと思っていない人でしょう。上手に使える小間使い程度にしか思っていない可能性が高い
実際、優しいところがあったり愚痴を言いあったり心配をしたりはあるかもしれません。それでも何かのタイミングが合えばあなたを利用したい人なのかもしれません
その不快感をあなたが感じるのなら距離を置くのがいいでしょう
別にこちらの主張もせず文句も言わずにお付き合いをしばらくやめればいいのです
『まわりの友人も無くすかもしれない。仲間内から外されるかもしれない。変な噂が立つかもしれない。という心配をされたあなたは”自分だけ損をするかもしれない”という以外の問題も抱えている可能性があります。これは同時に変化させていきたいですね』
過激な方法としてはきちんとこちらの嫌だったことを伝えるというのもありますが相手が一枚上手なら(この場合そうだと思われます)面倒くさいこじれ方もありうるでしょう
上手い言い方が出来るなら頼られ使われて嫌な思いをする前に解決していたはずですよね
ですから落ち着いて自分の気持ちを話せる。相手の言い分もきちんと聞く準備もある。感情的にならないなど自分をしっかり保っていられるのなら話し合いで解決出来るとこともあるでしょう(後々のコンテンツでお話ししますが分かってくれる相手なのか、違うのかさえあなたがどう思っているのか?どういう気持ちを持っているのかにかかわってくると思ってください)
もう一つのやり方で腑に落ちて実際の変化が起きるまでの間、我慢できないのなら自己防衛のために少し散らしてあげた方が精神的にメリットがあるだろうからです
その際に起きる出来事も自分の中にある本音というか本心、自分では気づかずに選んで体験してしまっている感情かもしれません。
過去体験してた出来事は今の自分の潜在意識にある
例えば、今、現状でDVで苦しんでいる人がいるとします。この方に聞くと子供の時にも痛い目にあっていて親の虐待があったというのですが この方の過去で親の虐待があったという解釈を変えるとDVがなくなります。
なぜ、そのようなことが起きるのかというと今、現状と過去(未来も)同じ水晶の玉のようなものの中に入っていると思ってください。
この中にあなたの全ての感情が入っていると考えてください。今、現状でDVで苦しんでいる感覚と同じような感覚を水晶玉選んでみているのです。ちょっとだけ要素が変わるけれど使うものは大体同じです。パターンというか癖というか、似た条件が揃うとそのピースで話が組み立てられて、似た体験をします。
例えば多種のハーブや花が入った茶葉が大量にあったとします。何度、お湯を注いでも大体同じ味に仕上がるのと一緒です。味わいを変えるためには量を替えたり、お湯の温度を変えたりが出来ますが大きくは変わりません。
違いがはっきり分かるのはミックスティーからフレーバーティーに変えることです。要するに茶葉が入っていた容器ごと内容を変えるしかないのです。
茶葉のたとえで言うなら解釈を変えるということは容器ごと変えることと同じ意味です
水晶玉ですとのぞき込んだ時に同じようなものが見える。今、現状の感情を過去に振り返っているだけだという意味です
過去が変わるなら今現状も変わっているはずです
過去が変わるわけがないとおっしゃるかもしれません。自覚のある記憶は変わらないかもしれません。(こだわりの強い部分という意味です)
変わっていても変わったことに気が付かず当たり前と認識しているのかもしれないのです。何かを選ぶたびに未来と過去が変わっていきます
まわりの人たちの記憶も変わっていきます。あなたが虐待にあっていたなんて事実はなくなるかもしれません。そしてその関係者の親もそのような記憶をなくしています。
どうして他人の記憶が変わっているかというと
この世界にはあなたしか存在しないからなんです。ですからあなたが信じている通りにあなたが間違いないと心で思っている通りに変わっています。
あなたも親も同じように変化して虐待があった事実はなくなります。
ズルい友人。友人は自分ばかり頼みごとをするのに
自分だけが損をする
あなたの中に自分だけが損をしているという感覚があったとするなら子供の頃を振り返ると兄弟のために頻繁に我慢を強いられてきたとか親に構ってもらいたいから一生懸命に手伝ったとか褒められたいからいい子でいようとした記憶があるかと思います。
自分はこうだった。こんなに頑張ったのにこんなにやったのに何で?といういら立ちがあるかもしれません。
本来、褒められるべきだし称賛されてもいいのに・・・と考えますか?
良い人であるはずのあなたの心の中には同じくらいの悪い人が入っているんです。良い人と悪い人が裏表になっているコインを想像してください
コインであるあなたはどちらも持っています。どちらもあると知っています
ですがあなたは自分でこちらがいいやと思う方を選んでそうではない方を悪と名前を付けました。それだけのことなのです。
そして自分で決めていない方をあなたが作り出した友人という演者にあたえて、悪い人、嫌な人、自分を支配する人、自分がいい人だから何でも押し付けてくる人というキャラクターを与えたのです。
まとめ
ズルいと感じる相手は自分の持ち物で作り上げ見ていると何となく知っていただけたでしょうか?
いいえ、私はいつもいい人、優しい人、気が利く人と言われているけど・・・と抵抗があるかもしれません。もちろん、表面上、あなたの生活の中ではあなたは一生懸命にいい人でいようとし、優しく、気が利く人を続けています。そこに疑義はありません。
ただ潜在意識の中にはあなたの気が付かない感情もたくさんあるのです
しかもあなたがいい人を取るとコインのように裏面には悪い人が残ります。それをあなたは他人を作ってそこに悪い人の性格を見てしまうのです。
悪い人、この場合、人にはお願いするのに自分は頼まれてもやらない人でしたね。このキャラクターの人がやたらに気になるのか、そうなのね分かった~で流せるのかが分かれ目になって来るでしょう
あなたが損ばかりするのはあなたの中に嫌な部分があるからだと言っているのではないのです。両面を持っているから外に起きることに気が付くということ
そして自分は絶対いい人でいると決めているからそうでない人はスルー出来ないくらい気になるのです。絶対いい人でいることに相当のエネルギーを使っているということになります。
無理していい人でいなくてもいいのです。肩の力を抜いていい人でいることで少しづつ変わってきますし今現状でもある過去の解釈を変わるとガラりと今現状が変わっていったりします。
その方法は別の章で書いていきたいと思っています。(2023年3月末時点で未執筆)
お疲れさまでした。ありがとう!
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