どん底から変わるわけ。答えは自分の中に

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どうしてかは分からないが確かに変わった

最近はマインドフルネスや一元の話を聞くことが多くなったと思いますが”今”しかないという考え方はどう思いますか?

実際、自分には過去の記憶もあるし周りにいる人と一緒に出掛けた記憶も共有しているから今しかないというのは到底受け入れられないかもしれません。

人は感覚を持っていますから感覚的にはそれでいいのかもしれません。

過去というのは今の自分の意識を混ぜて、過去というラベルをつけて見ているだけです。昔を振り返ると虐待されていたとか子供の頃、親が不仲で毎日怖い思いをしていた。そんな風に思い出すかもしれません。

それはどう説明するの?と思われますよね

過去も今も未来も同じ入れ物に入っている

今、入れ物の中にコインがたくさん入っているのを想像してください。

その中の表面に見えているのが自分の意識です。底の方は見えませんよね。それが潜在意識ということになります

手を突っ込んで少しかき回しましょう。これは過去を思い出すという行為です

そしてあの日あの時という風にラベルをつけて手のひら一杯分をすくいます。これが過去の記憶です。手のひらのコインはラベルで特定されています。

入れ物の中にある顕在意識・潜在意識から過去を引っ張り出しているのがわかりますか?

今、飛び切り幸せを楽しんでいたとしても過去を振り返ると深いところ、下の方から表面にない楽しくないイメージが浮かび上がってくる可能性があります

過去と思っているのは潜在意識の深いところにある記憶の要素を救い上げてきた記憶のことです

全部ひっくるめて自分の意識です。

この記憶の引っ張り出し方は今の自分の意識が変わると変化します。そして、変

化したことに気が付きません(変わったときに変だなと感じたりする場合もあります)

変化したことを覚えていた方が都合のいい人は覚えています。変えたいと願って色んなことを試した人は変化したことに気が付きやすいと感じます。

普通にサラリと変化が起きた人は当たり前すぎるように感じて変化に気が付かない可能性も感じました。

人間関係が確かに変わった

どん底になる理由の一つは人間関係ですよね。間接的にも直接でも人が関わっている場合がほとんどのように感じます。

どうしてどん底になるほどに心が痛まなければならないのでしょうか?自分は人を貶めようなんて思っていないのに気が付いたら外かれていたとか知らないうちに悪口を言われていたなんてことも結構あります。その結果信用を失い会社を辞め今は精神的にも物質的にも思うようにならなくなっている

どうしてあんなにひどい仕打ちをする人がいるのだろうか?あなたはそう思って憤慨しているかもしれません

あなたの心の中はどうなっているのでしょうか?

あなたは真面目にしっかり仕事をして人より頑張ってきました。なのにある日後輩が自分のミスをあなたのせいだと上司に言いつけ、上司はそれを信じてあなたは責任をとらされ執行させられてしまいました。

ふざけるな!あんなズルい奴は許せない!今現状であなたはふざけるな!ズルい奴は許せない!その先は●んでしまえ!と思ったかもしれません

あなたの心の中にはズルい奴は●んでいいと入っていることになりますね。ですからあなたはズルいことはしないと思っています。自覚があるなかでは絶対しないでしょう。余程の理由があったもその選択はないと思います。

ただ、ズルいということを断じたい気持ちはいつもあるでしょう。そして●んでしまえと考える暴力性もあるのかもしれません。

そこまで大げさにしなくてもと思われるかもしれませんが在るという事実が必要なのです

自分は気が付いていなかったけれど持っている暴力性です。本人はないと思っている場合がほとんどです。ですから自分の持っている要素を他人に見ることはあるわけです。

なぜなら無いわけではなく、やらない、使わない、選択しない、いいと思っていないからです。

自分の心の底に自分では受け入れがたい要素も外に見ているならあるというわけです

ひどい人が現れる理由

自分はとても人のことを考える。そして出来るだけ役に立とうと思う。そのためにはいつも直ぐ反応できるように注意深くしている

この人はいい人です。ですが周りにはこの人の人の好さを食い物にする人が大勢います。これはどういう現象なのでしょうか?

この方はコインの表側でいることを意識しています。表側でなければいけない。自分はいい人でいたい。そう思えば思うほどいい人でないことは否定しています

自分は気が利く人でいたいと強いていれば気が利かない人を意識しますし否定もします

コインの表側を意識することは裏側も意識することになります

強く意識している分その思いは現実になって見えてきます。同じようないい人も周りにいるでしょう。それと同じように逆のような人(いい人を利用する人)も現れます

どちらかの感情に極端に偏っている場合、反対側の感情を受ける現象を見ることになるんです。

また自分を利用する人を大勢見ることで世の中は悪い人ばかりと考えるようになるかもしれません。そしてそれが現実化してしまうこともあります。

同じところにあるから同時に変えられる

過去も現在も未来も一緒の宝箱に入っているなら過去に自分のしていた解釈の仕方を変えてみましょう

自分は確かに暴力的なところがあると今現状で素直に認めるのはメンタル的にブレーキがかかるでしょう

人は自分は正しい、いい人でありたいのです。悪事を働く人にもその人なりの正義があります。

今の自分を変えようとすると抵抗があって自己嫌悪になってしまう場合もあるのです。自分はこんなにひどかったのか?などと思い始めるとキリがありません。

人は気が付かないだけで全部の要素を持っています。掬って取り出すのが何か?とうだけになります。

今現状でいい人であるならあなたは物凄くいい人(これも抽象的すぎるのですが)の部分を表面に使っていて、そうではない方は使っていないかもしれません

何が言いたいのかというと”良い人でない”部分もあるといいたいのです

あなたが自分以外の人にいい人でない人を見るということは逆の性質も持ち合わせているという意味になります。

そうそう、ご心配なく、まったく無いという人はいません。全く悪い部分が無いということはよい部分も全くないということです

行き過ぎた感情が反対の気持ちを感じさせる

この投稿の最初に昔を振り返ると虐待されていたとか子供の頃、親が不仲で毎日怖い思いをしていた。そんな風に思い出すかもしれません。という例を出しましたが虐待されて怖い思いをしたとうのは自分の心の中に人を虐げる部分があったり、人を怖がらせる部分があったりするということになります

あなたは自分は受けたのです。被害者なんです!とおっしゃるかもしれません。それについてはあなたは被害者でい続ける方がいいでしょうか?と質問させてください。

上げ足を取るつもりはありませんが「あなたに虐げる部分がある、人を怖がらせる部分がある」という言葉で違和感を感じたとしたらなぜ?違和感を感じたのか考えて行ってほしいのです。

そして怒りを感じた方は「分かって貰えないと怒る」のです。あなたにとっては非常に重いことだと思いますのでその程度の事とは言っていません

ただ「分かって貰えないと怒るのです」

これは今回の事だけでの出来事にはならないでしょう。あなたは分かって貰いなければ怒る傾向があります。

人は小さな時から色んな分かって貰えないと感じることがあるのです。それはあなたが自分で見ている世界を有意義に楽しむ仕掛けのようなものです。

分かってくれないからと怒るのか?あれ何か必要なことがそこにあるのかな?と感じるかで話は大きく変わっていくでしょう

答えは自分が腹を立てるとき、悲しくなる時に出ている

嫌な感情、つらい感情、腹立たしい、悲しい、むなしい、やりきれない。あなたにとって歓迎したくない感情が出てきた時が変えるべきところが光って表れたと思ってください。

渦中にいるとそれどころではないし頭はいっぱいかもしれません。ですが答えはこれでもかと踏ん反り返ってわざわざ目立って見せつけてくれているのです。

分かりやすすぎる。気が付いてあげましょう。

メンタルを変化させるためには

さて答えは自分の感情として表れてきてくれています。ここが的だと言ってくれているのですからその部分を変えてしまいましょう

どのように考えて対応するのか?

今現状と過去、未来は同じ心の中にあるとお話ししました。今現状の感情の捉え方、心の状況で過去だと思うものを構築しているだけです。

だけどあなたは覚えていると思うかもしれません。ですが記憶というものは今現状作っているものなので記憶とあなたが言っているものにあなたが執着しているだけなのです。ですから過去は思い出している気になっているだけ、未来は想像してるだけです。

ここの部分をそういう事もあるのだなと思いながら読んでいって下さい。あなたは今現状、腹が立って仕方がないとします。同じような出来事は過去にもあったと思われます。理由は同じ要素を引っ張り出してきて考えているからです。

もし出てこなかったとしたら少し分解して考えてみましょう。

何に腹が立ったのか?腹が立った原因が必要になってきます。例えば同僚がズルい、人を追い落とそうとする。このような原因だったかもしれません。

答えの要素、光と影のように真逆なもので一つ

さて、あなたは絶対ズルいことはしないと自分を律しています。そして人を追い落とそうなんて全くありません。なのにどうして?って普通はなりますよね

あなたはズルいことを知っています。だからズルいことが嫌なのでしませんよね。やらないけれど心の中にはズルいとズルくないの二つの要素がひと塊としてあるのです。光があれば影があるのうなものです。

答えの出どころ、それは今現状の心の中。潜在意識

答えの出どころは今現状のあなたの心の中にあります。過去も現在も未来も入っていて自分で要素をかき集めて思い出したり、想像したりしています。

過去のことも未来のことも出来事を再生する作業の仕方は一緒です。※ただし過去は決定したと思っている濃い状況しか選んで出せないので一つ、未来は未だ選んでいないので希薄である分選択肢が大量にあるのです

今現状にあなたはズルくも悪くもなかったとしたら同じ心の中に入っているよと言われても受け入れがたいと思います。

今現状、自分で認識出来ている心の部分は顕在意識と言います。そして、あなたの自分で自覚のない心の中の様々な要素を潜在意識っと呼んでいます

あなたが自分の気持ちだと思えない感情は潜在意識にあるのです。

変化させる箇所、それは過去

さて、今現状、腹を立てているズルい人への気持ち、その憤りを目の前に変化させようとするとメンタルの抵抗が強くなります。

時速100キロで走っている車をこの瞬間にピタリと止めることは出来ないのと一緒で今この瞬間に怒りをピタリと止め変化。させることは至難の業。車なら反動があるでしょうし、人はその時々の感情をなかったことにするには別の感情を感じるしかありません

怒りまくっているときに嬉しいサプライズが来たりすると速攻で納めることが可能かもしれません。別な感情が上手いこと来てくれればいいのですけれど

このように腹を立てている瞬間にどう手筈をとっても大きな変化は望めません。時には火に油を注ぐような悪手になってしまうかもしれません。

今現状で出来る事があるならば自分を守ってあげる事くらいでしょう

ですからあなたには自分がこれ以上傷を負わないで済む仮想の世界をご用意します。それは記憶の中の自分です。それは今現状から遠いほど冷静に変化させることが出来ますし古い、過去、大昔と感じている記憶の方がエネルギーがあると思ってください。なぜならイメージの中で年月という積み重ねがある分、圧縮されて塊になって希薄ではないからです。

5歳の自分を召喚

あなたの心の中には潜在意識があり、その潜在意識から過去の記憶という要素を取り出すことが出来ます。

あなたの心の中には記憶を持ち始めた頃の幼い自分もいるでしょう。あなたが覚えている記憶で一番古いのはいくつの時でしょうか?

大体の方は5歳くらいかなと思います。あなたが記憶を持ち始めた頃の古いと思っている頃の小さな自分をイメージして変化をさせていくことにしましょう。

※ちなみに小学生の5年生の記憶を全部持っていますか?今となっては断片でしか思い出せないですよね?

2か月前の記憶はありますか?事件事故、特別な何かが無ければ記憶はあまり残っていないはずです。ある意味覚えていない空白の時間経過はあるようだが中身は空ということになります。要素を取り出すことすらできません。

ですから5歳ころの記憶がないならばイメージで構いません。なぜかというとイメージすることも思い出すことも同じ作業だからです。

5歳の自分が○○した時を思い出す

あなたはズルい人に腹を立てましたね。そのズルさは自分にはないはずでした。ただ、心の中には裏表、光と影のように真逆なものが一つの要素としてあるのを説明しました。

これからあなたには自分にもズルい部分があると仮定してワークをしていただきたいと思います。

今現状のあなたに”あなたはズルい人だ、だから変えていこう!”と言ったならあなたの気持ちは動揺して、受け入れることは出来ないと思います。

ですからあなたがズルいことをしたかもしれない小さな時、5歳くらいからたいていの人に記憶が残り始めますからその頃を想定して小さなあなたをイメージしてください。(もちろん、実際に子供だった時にはズルをした記憶がありますという方はその時を思い出していただきたいのです)

あなたは小さな幼い自分にズルはいけないという事と叱り、指導し、なぜしてしまったのかとその時の言い分も聞いてやり、小さくて分からなかったんだねと受け入れてやりなだめ、そしてもうしないと約束をさせ、偉いねと褒め、それが出来るようになったらどんなに素晴らしいことが起きるかを教えてあげてください。

小さな自分がよく理解して喜んでいたらイメージを自分の体に溶け込ませます。小さな自分に自分だったらどう聞かせたら理解して、やるようになるのだろうかと考えて話してあげてください。脅して言うことを聞かせようとしないでくださいね。あなたの中に脅すという要素が出来てしまいます。

脅しても子供は喜びませんので変化させることが出来ません。最初は自分でどう話すか文章を作ってみてください(スクリプト作成)それからイメージしながら読むようにします。

慣れてくると他のことを変化させたくてスクリプトを作る時にもスムーズに作れるようになってきます。

そして、いずれは頭の中で作りながら変化させられるようになります。一場面を終了させるのに1~2分で出来るようになりますよ

まとめ

どん底から変わる手順を書いてみました。実際、大きく変化があった時には記憶の中の人の性格や出来事などが変わっています。

自分が記憶にないだけで(記憶とは今現状の潜在意識の中から要素を取り出しているだけなので今現状が荒れているなら荒れた記憶という形で再構築したものを思い出すでしょう。そのように自己肯定感が上がったなら自分の情けなかった過去も思い出したときに変わっているのかもしれません。ただし以前の記憶が書き換わっているので今現状しか体験できない我々には変わったことがわからないだろうと思います。

そこまで大きく変わったのか変わった体験をしたのかはあなたにも私にもわかりませんが過去も今も未来も同じところにしかないということを覚えておいてください。

今日はここまでです。

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